夏宮祭(なつみやさい)
暑さの厳しい時期に、地域の安全と人々の健康を祈る夏の神事です。
夏の盛り、神さまにこの季節を無事に乗り越えられるようお願いする「夏宮祭」は、夏越大祓のあとの穏やかな神事として執り行われます。
本殿での祝詞奏上や玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀のあと、静かに祈りを捧げる参列者の姿が印象的です。
境内には緑が生い茂り、蝉の声が響く中での祭典は、日常から少し離れて心を落ち着ける時間ともなっています。
ご年配の方や体調を気にされる方にも配慮し、夕方や朝方に実施されることが多く、厳しい暑さを避けながら参加しやすいのも嬉しいポイントです。