春季大祭のプログラム

令和8年泉穴師神社春祭 管弦・神楽・舞楽 演目
「管弦」
双調 音取
陵王 舞楽曲の中で有名な「蘭陵王(らんりょうおう)」を管絃として双調に渡した(転調した)曲です。
洋楽の場合、転調してもメロディーに変化がないので二つの曲に大きな相違は感じられませんが、雅楽の場合は各調子の音階の違いや、雅楽器の音域が狭いこともあり、平行移動的な転調ができないため全く違うメロディーになってしまいます。
(出典|日本雅楽會 雅楽について より)
「なにわ神楽」
大海幸 「いそ舟の もやいとくとく 糸たれて 釣りえし鯛は あまのうみさち」
吾妻胡蝶 「広前に 扇かざして かなずるを 蝶のあそびと みそなわしわまう」
「舞楽」
左方舞 蘇莫者破 舞人1人による走舞である。山の神あるいは老猿を表す金色の面をつけ、左手に霊芝のような桴(ばち)を持って舞うのが特徴である。
舞楽の構成としては序と破から成り、このうち破の楽章は管絃としても演奏される。
(出典|フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
右方舞 蘇利子 蘇利古は、顔に雑面(ぞうめん)というとてもめずらしい特徴的な顔を和紙に描いたものを付け、白楚(ずばえ)を手に持ち、襲装束(かさねしょうぞく)を着けますが、甲(かぶと)ではなく冠をいただいて四人で舞います。(今回は2人で舞います)
この蘇利古の曲と調子は、昔は秘曲とされており、替わりに狛桙(こまぼこ)か植破(はんなり)を演奏していたので、蘇利古の曲は早くに絶えてしまいました。いつの頃からか、まず意調子(いちょうし)を奏し、次に狛桙と言う曲の返付(かえしづけ)から演奏いたします。舞台上で当曲舞が舞い終わると楽が止まり、無音の中を舞人が退いていきます。
この曲の由来について、『大日本史』には「『古事記』に、応神(おうじん)天皇の御世(二七〇頃)に百済人(くだら)である須須許理(すすこり)が来朝して、酒を造って之を献じたことが書かれており、須須許理が進蘇利古(しんそりこ)と音が近いので、楽名は恐らくここに起こったのであろう。また古く朝鮮では酒を醸すには必ず先ず井戸と竈とを祭り、或はまた舞を奏したので、竈祭舞(かまどまつりのまい)とも呼ぶ」と書かれています。
(出典|日本雅楽會 雅楽について より)
退出音声 長慶子三度拍子
演奏:雅楽寮日本雅友会